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ブロンクスのママ


「ジェイムズ・ヤッフェ」が描く心優しき安楽椅子探偵。
ブロンクスのママ(Mom)
50代前半のユダヤ人の母親。
生まれた時からニューヨークのブロンクスに住む。
週に一度金曜日の夜に殺人課の刑事である息子デイビットと
その妻シャーリイと一緒に食事をとる。
その席で息子から事件の話を聞き事件を解決してしまう。

(物語の中で約20年の月日が経ち、シリーズは長編となって再開された。)
デイビットは、妻を亡くした後に
”ロッキー山脈のふところに抱かれた町”メサグランデ市に移り住み
公選弁護人事務所の主任捜査官になり
ママもデイビットに招かれメサグランデの住人になる。


ブロンクスのママの事件簿
No.事件名(原題名)日本での主な訳本(出版年)
1 「ママは何でも知っている」
(Mom Knows Best)1952年
「ママは何でも知っている」ハヤカワ・ポケット・ミステリ('77.07)
「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)
2 「ママは賭ける」
(Mom Makes a Bet)
「ママは何でも知っている」ハヤカワ・ポケット・ミステリ('77.07)
「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)
3 「ママの春」
(Mom in the Spring)
「ママは何でも知っている」ハヤカワ・ポケット・ミステリ('77.07)
「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)
4 「ママが泣いた」
(Mom Sheds a Tear)
「ママは何でも知っている」ハヤカワ・ポケット・ミステリ('77.07)
「安楽椅子探偵傑作選」講談社文庫('79.07)
「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)
5 「ママは祈る」
(Mom Makes a Wish)
「ママは何でも知っている」ハヤカワ・ポケット・ミステリ('77.07)
「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)
6 「ママ、マリアを唱う」
(Mom Sings an Aria)
「ママは何でも知っている」ハヤカワ・ポケット・ミステリ('77.07)
「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)
7 「ママと呪いのミンク・コート」
(Mom and the Haunted Mink)
「ママは何でも知っている」ハヤカワ・ポケット・ミステリ('77.07)
「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)
8 「ママは憶えている」
(Mom Remembers)
「ママは何でも知っている」ハヤカワ・ポケット・ミステリ('77.07)
「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)
9 「ママ、手紙を書く」(長編)
(A Nice Murder for Mom)1988
「ママ、手紙を書く」東京創元社('92.11)
創元推理文庫('97.01)
10 「ママのクリスマス」(長編)
(Mom Meets Her Maker)1990
「ママのクリスマス」東京創元社('92.12)
創元推理文庫('97.04)
11 「ママは眠りを殺す」(長編)
(Mom Doth Murder Sleep)1991
「ママは眠りを殺す」東京創元社('94.11)
創元推理文庫('97.11)
12 「ママ、嘘を見抜く」(長編)
(Mom Among The Liars)1992
「ママ、嘘を見抜く」東京創元社('97.07)
創元推理文庫('00.11)
13 「ママは蝋燭を灯す」(短編)
(Mom Lights a Candle)2002
「ミステリーズ! Vol.03」
東京創元社('03.12)
No.13「ママは蝋燭を灯す」は、Crippen & Landru社からクリスマスギフトとして小冊子の形でまとめられた物



参考文献およびパロディ,パスティッシュ
No.著者、編者など作品名及び特集名内容収録誌
1 森英俊 著 ヤッフェ,ジェイムズ
Yaffe,James
作家紹介、作品紹介 「世界ミステリ作家事典[本格派編]」
国書刊行会('98.01)


更新履歴
2000.12.03「ママ、嘘を見抜く」の訳本に創元推理文庫版を追加
2002.05.22「参考文献およびパロディ,パスティッシュ」に「世界ミステリ作家事典[本格派編]」を追加
No.9 No.10 No.11 No.12の出版年を追加
2002.06.05No.4「ママが泣いた」の訳本に「安楽椅子探偵傑作選」(講談社文庫)を追加
2003.12.17「ママは蝋燭を灯す」を追加
2015.06.28訳本に「ママは何でも知っている 」ハヤカワ・ミステリ文庫('15.06)を追加



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